2012年12月20日木曜日

第7回「弓浜半島のビッグなごちそう、いただきの“頂上”を目指せ!」その3


いただきの新スタイル!釜炊きが登場


前回はいただきの新たな組み合わせに、さらなる可能性を実感しましたが、またもや新たな情報が入って来ました。
今度はいただきそのものが新たなスタイルになって登場したとのこと。
ごはんと揚げを使いつつも、全く新しいというそのスタイルとは果たして
さっそく現場である米子駅前の評判店に行ってみました。



和の空間で新スタイルのいただきを


場所は12年6月に米子駅前にオープンしたばかりの『こうりん坊 山月庵』。
店舗外壁に飾られた、米子の夏の風物詩『がいな祭り』で知られる大きな万灯が目印です。
ほとんどが個室という店内には、中庭もあり和風の空間でのんびりとくつろげると人気上昇中。


揚げは手のひらサイズ
ビッグな大山どり入り


こちらのいただきは2個セット。手のひらサイズの大きな揚げに、ゴボウやコンニャク、地元ブランド鶏『大山どり』といった5種の具とあわせた生米を詰めていきます。
「(詰める時は)量の加減が難しいですね。多すぎても少なすぎてもいけないので、気を使います」(スタッフ・徳永さん)
続いては蒸し。実はここからが、『こうりん坊』のいただきの真骨頂。
調理長のオリジナルアイデアという釜飯用の容器に、一人前ずつ具を詰めたいただきを入れ、特製の出汁をひたひたに注ぎ炊きあげるんです。
つまり、いただきの釜飯
「炊くのに13分。そのあと5分蒸らすことでちょうどよくモチモチに炊きあがります」(徳永さん)




一人前ごとに蒸し上げる
釜飯と同じスタイル

そして、オーダーから約20分。
一人前がに入った、新スタイルのいただきの完成です!



アツアツ出来立ての釜飯
いただきの新スタイルに感動


フタを取るとすぐさまフワッと上がる湯気からは、特製ダシの優しい香り。
いただきを食すべく取り出すと、取り皿を埋め尽くすビッグさ。さすがいただき!
ちなみに新スタイルとはいえ、食べ方はやはり同じ。
ジューシーな揚げとモチモチ米のいただき、口を大きく開けていただきます!


「米子名物いただき(504円)/こうりん坊 山月庵(米子市)」




取材メモ
オーダーが入ってから炊き始めるため、常にアツアツの出来立て。
珍しさから注文する人も多く、県外・県内問わず人気上昇中。
具材はゴボウにシイタケ、さらに大山どりと山の恵みをより感じる逸品だ。
大きめサイズで入る噛みごたえ十分な大山どり、揚げのジューシーさ、米のモチモチ感に甘く香りもよい特製出汁、多彩な味の饗宴を堪能あれ。

店舗情報
住所:米子市明治町140
営業時間:17:00~翌1:00
定休日:無休
電話番号:0859-31-5678



観光情報

12月といえばクリスマス。『こうりん坊山月庵』のすぐ近く、JR米子駅前広場もイルミネーションに彩られ、幻想的な雰囲気に。米子駅からシャトルバスの出ている南部町『とっとり花回廊』では、クリスマスイルミネーションイベントを開催中(12月25日まで)。ちょっとロマンチックに決めてみてはいかが。なお、1月からはウィンターイルミネーションが始まり、1月1~3日は『冬花火』とが新春の夜空を彩ります。こちらも必見!


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